コニー・アイランド

 多くのアーティストが活躍したことで知られる、ニューヨークはブルックリンの海沿いにある『コニー・アイランド』は、かつてリーガルとイリーガルなショップが混在するエリアとして知られていました。

coneyisland そんなコニー・アイランドにヴィクトリアン調のホテルが立ち並び、ギャンブル場や風俗施設など“大人の遊び場”ができ、発展し始めたのが1840年のことです。
 1870年には、大人も子供も楽しめるアミューズメント施設や公園が作られ、タトゥー・マンやタトゥー・レイディなどが活躍するサーカスなども行われるようになりました。1920年に地下鉄が乗り入れられるようになってからは、遠方から足を運ぶ人も増え、コニー・アイランドの発展は急速に勢いを増していきます。
 タトゥー・アーティストたちが、コニー・アイランドでタトゥーを彫るようになったのもちょうどこの頃と言われています。世界で初めてタトゥー・マシーンの特許を取得したサミュエル・オー・レイリーは、繁忙期である夏の時期だけ、ここコニー・アイランドでタトゥーを彫っていました。当時、アメリカでもっとも若いタトゥー・アーティストとして知られたボブ・ウィックスもまた、1916年~1917年頃にコニー・アイランドでタトゥーをスタートさせています。
 日曜日には、平均20万人もの人々で賑わっていたコニー・アイランドでしたが、第二次世界大戦によってアミューズメント施設であるドリーム・ランドやルナパークが焼け落ちてしまい、徐々に衰退という道をたどることとなりました。


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