ピンナップ・ガール

古いフラッシュを見ていると、よくピンナップのデザインが出てきます。ピンナップは、当時のセイラーや軍人が、兵役で女性とともに過ごす時間があまりなかったことから、彼女のようないつもそばにいて見守ってくれる存在として好まれていたデザインと言われています。当時の絵柄に肉感的でセクシーなポーズの女性が多いのは、そのためでしょう。

1977年のインタビューにおいて、数多くのセイラーにタトゥーを彫っていたバート・グリムはこう語っています。
「スタイルが良く、大きく、ツンと上を向いた胸のピンナップが人気でしたね。エロティックで、でもそれでいて品があって。看護婦や自由の女神など、いろいろなタイプの女性を入れました。筋肉の流れにあわせ、腕を動かすと女性の胸がグッと上がり、お尻がクネクネと動くように見える場所に、あえて入れるのも人気でした。フラ・ガールなどは、それで本当にダンスしているように見えるんですよ」

ピンナップ・ガールは、第二次世界大戦中にもっとも人気が高かった絵柄で、看護婦や自由の女神をはじめ、フラ・ガール、セイラー、ジプシー、カウ・ガール、パイレーツ・ガール、ゲイシャ・ガールなどなど、いろいろな職業の女性が描かれています。ひと口にピンナップといっても、描かれた年代によってその当時に流行った洋服や髪形が異なり、当時人気を博した映画女優などがモデルに描かれているものも多数存在するので、当時の時代背景を想像しながら眺めるのもまたひとつの楽しみ方だと思います。


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