セイラー・ジェリー(1911~1973)

今もなお現在のタトゥー・シーンにおいて、偉大なる影響力を持つセイラー・ジェリーは、1911年にその生を受けました。
彼の描くデザインは、古くは1800年代に生まれたとされるトラディショナル・デザインのモチーフをベースに、ジェリー自身のユーモラスさをあわせたポップなもので、彼がアメリカン・トラディショナをこの世に広く知らしめた功績者、といっても過言ではありません。現在も活躍するエド・ハーディや故マイク・マローンは、彼の弟子であり、ジェリーの遺志を受け継ぎ”少しでも多くの人にアメリカン・トラディショナル・デザインの良さを知ってもらいたい”とタトゥーの世界にだけこだわることなく広い分野で推進し続けています。

ジェリーは、1920年までアメリカを航海しながらタトゥーを彫っていました。タトゥーのほかにも多才な趣味を持ち、特に海に対する気持ちは特別なもので『パール・ハーバー・メモリアル・ツアー』で船長を勤めたこともありました。

当時、友人同士でデザインを交換し合うのがはやっていたのですが、彼はいち早く日本の伝統刺青に興味を持ち、現在も活躍する日本伝統刺青師、岐阜・彫秀氏とデザインの交換をし合っていたことでも有名です。

1973年7月12日、彼は死去し、一般的に‘パンチボウル’という名前で知られるホノルルのナショナル・メモリアル・セメタリー・オブ・ザ・パシフィックに埋葬されました。この霊園は活火山の噴火口近くにあります。彼のお墓は124セクションTにあるので、もしも行くことがあったらお参りしてあげてください。


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